東京都市大学 TOKYO CITY UNIVERSITY



専門科目 | 都市経営

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まちの観察

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[概要]
まちづくりのテーマを発見するため、(1)都市空間に係わる問題課題の抽出、(2)街の性格、個性の把握のための総合的な街の観察方法を学ぶ。地図・統計・計画&規制などの資料・データを通しての客観的観察、フィールドサーベイによる自然、空間、生活、歴史などについての五感的観察の二つの方法を学び、それらを分析することによりテーマの発見へと結びつける。このため、観察方法を講義したのちフィールドワークを通じて体験する。

[オムニバス方式/全15回]

[平本一雄/8回] 街の観察学とは何か、五感的観察および客観的観察の方法、観察結果の統合方法について講義を中心とした場業を担当する。


[末繁雄一/7回] フィールドワークおよび、フィールドワークで集まった資料、素材の分析・加工・成果物作成のための演習を担当する。具体的には、収集した写真素材の処理、街並み模型の制作、観察結果のプレゼンテーションを行う。

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環境共生のまちづくり

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21世紀の最重要課題である地球環境時代のまちづくりのあり方、手法について体系的に学ぶ。具体的には、都市における資源消費に伴う環境負荷の極小化と、同時に地域との親和性や健康快適性の向上を両立させる環境共生の理念と手法・プロセスの観点から、場所性や時代性を読み取り課題を発見的に抽出し、それらを統合的に提案するプロセスの流れを検証する。同時に、広く国内外における取り組み事例をレビューし、それらの経緯、現状、展望を概説する。

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まちの再生

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まちづくりには新しくまちをつくる場合と、すでにあるまちを再生する場合がある。近年ではまちの再生が重要な課題となっている。大都市では世界の中の、あるいはアジアの中の都市間競争が始まっているし、中小都市では都市の衰退問題が大きな課題としてある。そのように大都市、中小都市のいずれにおいてもまちは再生の課題を持ち、まちの再生はきわめて現実的なものとなっている。
そこでまちの再生の仕組みを紹介し、さらに成功した事例、失敗した事例を紹介し、まちを再生することの意味を考える。

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参加型まちづくり

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まちづくりは、国や自治体の行政のみで計画・実施されるものではなく、まちに関わる多くの主体、中でもそこに居住する住民や市民の「参加」が不可欠である。わが国でも、多くの地域で市民や住民の参加によるまちづくりが実践されている。さらに最近では単なる参加の域を超えて、住民と行政が「協働」してまちづくりの合意形成を行うことの重要性が指摘され、注目されている。そのような「参加型まちづくり」の事例を紹介しながら、まちづくりにおける「参加」の考え方の推移を示し、「参加」と「協働」による「合意形成」の意味を掘り下げるともに、その実践的な手法・技術を学ぶ。

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エリアマネジメント

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まちづくりは開発(ディベロップメント)するだけでは、まちとして継続的に住民に愛され、あるいはそこに訪れる人々に評価されるものとはならない。まちを開発し、それをしっかりと管理運営(マネジメント)することによって、まちはそのまちの価値を高め、人々に愛し続けられるものとなる。近年では地区を管理運営(エリアマネジメント)活動する事例が増えており、その契機、内容、活動組織などに具体的な事例に即して話す。さらにエリアマネジメントをさせるための仕組みについて海外の先進的事例を紹介する。

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都市のデザイン

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都市をデザインする考え方は都市の空間が洗練され、魅力あるものにすることから始まったといわれている。建物の高さを統一し、壁面を整え、色彩をコントロールするなどの手段がとられてきた。しかし近年では、それにとどまらず、市民の意見を調整したり、民間事業者との協働などの手続きの面も都市のデザイン実現のための重要な要素と考えられるようになっている。そのことによって新しい都市デザインの世界が開かれている。そのような都市のデザインの全体像についての知識を獲得する。都市デザインは目的やスケールの違いにより多様なものがあり、また、公共・民間など事業者の違いにより実現の手法も異なるが、こうした広範囲な分野を対象に豊富な事例を紹介し、その理解をさせる。

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都市計画

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まちづくりを考えるには、これまでのまちづくりを担ってきた都市計画の内容を理解しておく必要がある。まず都市計画の歴史を紹介する。次に都市計画のツールとしては計画、規制、誘導、事業などがあり、それぞれに多様な手段が用意されているので、それらについて分かりやすく解説する。さらに、都市の状況大きく変化し、市街地が拡大する時代から、市街地が縮減する時代へと変化してゆく中で、これまでの都市計画は方向転換の必要に迫られている。そのような都市の状況とそれに伴う都市計画の変化や動向をわかりやすく講義する。

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都市政策

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まちづくりが、身近な狭い地域を対象としているのに対して、都市政策は、より広い空間である都市を対象とする。この講義では、地方自治体及び中央政府の都市政策について、その内容と効果、問題点を東京等を素材に、実務面から教授する。具体的には、東京の都市政策の歴史、及び環境、福祉などソフト面の政策とインフラ整備、都市構造などハード面の政策、また、大阪、ニューヨークなど国内外における都市についても、比較、解説する。さらに、今後の都市政策の課題と方向を展望する。

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まちづくりの制度

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まちづくりには様々な制度が関係している。国のレベルの法律、政令や自治体のレベルの条例、規則、さらには地域の住民が自主的に取り決める協定など多様である。とくにまちづくり条例の中にまちづくりの仕組みに関する興味ある事項が多く、事例に即して紹介する。またまちづくりには事業によるもの、規制によるもの、誘導によるものなど多様であるが、まちづくりの視点からはそれらへの参加、協働の仕組みが重要である。そこでそれらの関連制度を整理して事例をもとに分かりやすく説明する。

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まちづくりの法律

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まちづくりを実現するには、様々な法律に関する知識が必要になる。土地・建物の権利関係については、民法、不動産登記法、借地者家法、建物区分所有法がある。また、土地・建物の利用、変改の制限に関して、都市計画法、建築基準法等がある。さらに宅地・建物の取引を業として行う場合は、宅地建物取引業法がある。この講義では、これらの法律とその適用について、臨海部開発等を例に引きながら実務面から教授し、基礎的知識の習得を図る。

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まちとインフラ

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都市における生活、活動は、交通、エネルギーなどのインフラ施設に依存している。この講義では、臨海副都心開発など東京臨海部の開発等を例に引きながら、交通インフラ、エネルギー供給施設、上下水道、廃棄物処分について、それぞれの投資・経営管理の仕組み、事業内容などの基本的事項を実務面から教授する。また、ヒートアイランド現象、省エネルギーなど環境への配慮、地震など危機管理と事業継続計画、バリアフリー、共同溝などの基礎的事項も解説する。

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まちの防災

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[サブタイトル:東京の地震に備える]
阪神・淡路大震災などのこれまでの災害事例や今後発生が危惧されている首都直下地震による被害想定などを取り上げ、地震によって自らが生活を営む都市空間にどのような被害が生じるかを伝える。それをもとに事前の備えと、発生時の対応、発生後のまちの復興まで、都市の生活者として災害にどのように対応すべきか、まちの防災の具体的な進め方を教える。また講義では日本各地のこれまでの防災まちづくりの具体的な事例を取り上げ、理解をより深めさせる。

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自治と行政

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自治と行政の仕組みが、近年、地方分権の潮流のもとで、変化している。地域のコミュニティ機能が衰退する中で、NPOなどが、重要性を増しつつある。また、情報公開制度により、住民の情報収集力と行政監視能力は大幅に向上した。自治体では、財政難により、行政改革が重要課題となっている。市町村合併と道州制構想も議論されている。この講義では、住民参加、自治と行政の仕組み、運用について基本的な事項及び新たな動きについて、東京都などの事例を用いながら実務面から教授する。

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地域の魅力づくり

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人口減少社会において目標とすべき良い地域とは、他所から多くの人々が集まる地域である。多くの人々を集めるためには、地域は他の地域にはない独自の魅力を持たなければならない。
本講義では最初に、地域の魅力とは何かを集客力の観点から明らかにするとともに、戦後、地域の魅力づくりがどのように行われ近年の地域ブランドブームに至ったかを歴史的に検証する。次に歴史文化、観光施設、エンターテイメント、産業、町並み景観、スポーツ、文化活動、食べもの等の地域資源を活用した地域の魅力づくりや総合的都市ブランドづくりに成功したいくつかの地域でのケーススタディを通して、どのようにしたら地域の魅力づくりができるかについて理解させる。

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都市開発プロジェクト

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都市開発のプロジェクトについて、実践例を中心に事業推進のプロセスを学び、将来、都市づくりのプロジェクト・メンバーとして活躍するための基礎的素養を身に付けることを目的とする。そのため、第一ステップとしてさまざまなタイプ、大小異なった規模の都市開発プロジェクトの事例を学ぶ。ついで第二のステップとして典型的なプロジェクトのプロセスと方法について学習し、都市開発プロジェクトの進め方を理解する。

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複合空間デザイン

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事業形態の複雑化、経済情勢と価値観の変化、新しい法律の適用といった状況の中、建築や都市開発プロジェクトは、多様化大型化複合化している。機能用途が複合する建築、官民協同プロジェクト、大中規模再開発、交通施設と一体化した開発などの実例を通して、プロジェクトの成り立ち・目的・プロセス・成果・デザインを、まちの景観形成や周辺との連続性を考慮しながら検証する。そして、複合空間の企画、空間構成、動線、プランニング、断面計画等、複合空間デザインの基礎的知識と初歩的技能を身につけていく。事業計画、経営運営についても考えてみる。

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ファシリティマネジメント

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「経営・運営する」、「所有する」、「使う」、「発注する」という立場から、すまいや都市施設のライフサイクルを視野に入れた計画、プロジェクト管理、管理運用法の概略について学ぶファシリティマネジメント(FM)の概論。FMの概念、方法、重要な専門用語について解説し、具体的な事例で理解を深める。

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不動産ビジネス

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住宅と不動産で学んだ基礎知識の上に、さらに詳しく不動産ビジネスの現況を学習する。重要な社会的役割を担うようになった不動産ビジネスの実態を、実務サイドから、各分野の仕事の具体的な内容と、市場動向について講義する。都市を利用する側の立場から、都市を運営管理する立場に立って考えて見ることにより、都市開発や地域開発の問題が、より現実的なものに感じられるようになる。近年話題の都市開発事例の、具体的な開発のプロセスを、事業の継続拡大のために、事業収益を重視する不動産ビジネスの側面から教授する。

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不動産ファイナンス

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巨額な資金が固定されている不動産投資資金を、どのように調達するかは重要な問題である。
不動産の投資家はどのような判断に基づいて投資してくれるのか。多様な資金を導入することを意図して、不動産を流動化して投資し易くする、「特定目的会社による特定資産の流動化に関する法律」が1998年9月に施行されて以来、「不動産の証券化」が進展している。2000年11月には、投資信託法が改正され、不動産投資信託が解禁。東京証券取引所には、その取引市場(J-REIT市場)が開設され、その後急速な成長を遂げている。不動産ファイナンス分野全般の入門編として、幅広く基礎的な知識を学ぶ。

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