
渋谷のまちを研究するとき、舞台となるまちの構造とともに、そこを訪れる人たちの構造を知らなければならない。ここでは1988年(昭和63年)と1998年(平成10年)の東京圏の人の動きを調べた東京圏パーソントリップ調査から、渋谷を訪れる人たちの構造を新宿や銀座と比較しながら分析した。
やっぱり渋谷は若者のまちでもオトナ化が進んでいる!
1998年(平成10年)で渋谷に集まる人のうちの若者(10~20代)の比率は、34.5%で、新宿の29.4%、銀座の19.8%に比べて圧倒的に多く、渋谷は「若者のまち」であることがデータ的に実証された。渋谷の若者文化がピークだった1988年(昭和63年)の若者比率は44.8%だったのに比べると、オトナ化が進んでいることがわかる。

若者は遅くまで渋谷で遊んでいる
深夜(22時~6時)に渋谷に集まる人のうちの若者比率は37.9%で、新宿の33.0%、銀座の14.7%に比べて極めて高く、「渋谷は若者が夜遅くまで遊んでいるまち」であることがデータ的に実証された。

目的は渋谷と新宿はほぼ同じ
渋谷に行く目的は、買い物が12.4%と食事やレジャー等が21.6%の合計34.0%で、少なくとも10年前の1998年(平成10年)は新宿(33.9%)とほぼ同じ構造をしていたことがわかった。











































