2021年

2021.11.06

学部生3名が都市大研究プレゼンコンテストで最優秀賞を受賞

ユニバーサルデザイン研究室の学部生3名が都市大研究プレゼンコンテストで最優秀賞を受賞

 

2021年11月5日に開催された第4回東京都市大学研究プレゼンコンテストで、ユニバーサルデザイン研究室(西山敏樹准教授)3年生の小山田祥君、二宮伊真里さん、 松本和樹君による「地方都市の買い物難民問題を解決する「買い物列車」の実証実験とその評価」が学部生部門の最優秀賞を受賞しました。

 

同コンテストの学部生部門は今回新設されたもので、初の学部生最優秀賞を17学科中、都市生活学部の研究室が受賞しました。 この研究は、スーパーが駅周辺にないまちでの買い物難民を解消し、買い物格差を是正する目的で、鉄道車輛を動くスーパーに仕立てて運行する実践的研究です。

 

東急グループである伊豆急行株式会社と協働し、同社の車輛を買い物列車として運行しました。多くのマスコミに報じられ好評を得ました。学部生3名が中心になり、車輛の手配・準備から、商品の仕入れ、伊豆急行沿線へのPRまでを全て学部生の手で行いました。

 

ユニバーサルデザイン研究室では、自動車を活用した買い物支援研究を展開してきましたが、今回地域の主要部を走る鉄道に着目して新しい展開を見せました。 買い物列車の研究は、第一回目の問題点をクリアして第二回目の運行を目指して、すでに準備を始めています。今後も都市生活に役立つ研究を展開してまいります。