2019年

2019.11.15

小型電動立ち乗りモビリティの社会実験をユニバーサルデザイン研究室らが実施

2019年11月9日/10日に、小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN」の初めての公道実証実験が岐阜県高山市で行われました。

 

TRITOWNは、ユーザー自身のバランスコントロールにより姿勢制御を行うシンプルな機構で、ラストワンマイルの移動を楽しい時間にすることを目指したLMW(Leaning Multi Wheel)機構を備えたフロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティです。 現在、ヤマハ発動機株式会社と西山敏樹准教授(ユニバーサルデザイン研究室)が共同研究契約を締結し、モビリティデザインやユニバーサルデザインを専門とする西山准教授が研究者としての専門的知見を提供しています。

 

また、西山准教授が永年高山市のまちづくり活動に関わっており、高山市の誰にもやさしいまちづくり推進会議の会長を務めていることから、一大観光都市でもある高山市でこの社会実験が実現しました。 当日は、西山研究室の大学院生も運営に入り、高山市やヤマハ発動機の関係者と共に多くの試乗者のサポートを行いました。都市生活研究の中でも、移動の権利の確保が重要になってきており、こうした社会に直結するプロジェクトに関われるのも都市生活学部の大きな魅力になっています。