2021年

2021.10.07

買い物列車・走るスーパーを学部生が実証実験

 

ユニバーサルデザイン研究室(西山敏樹准教授)では、10月6日に学部3年生のプロ ジェクト演習の一環で、静岡県の伊豆急行の電車を使い、「買い物列車・走るスー パー」の実証実験を行いました。スーパーやコンビニエンスストア等の買い物施設 が近隣に無く、買い物難民が発生しやすい小型の無人駅に列車を長時間止め、そこ で物品を販売する試みです。買い物難民の救済と鉄道ビジネスの拡大を狙った一石 二鳥の実験企画で、同じ東急グループに位置する伊豆急行株式会社と東京都市大学 の連携事例でもあります。

 

買い物難民救済の研究はユニバーサルデザイン研究室の老舗テーマのひとつですが、 概ねこれまでは,自動車の活用がメインの研究でした。それを学部生主体で、鉄道 利用の方策にまで拡大することが出来ました。今回は1日の実証実験運行で、300人 以上の方が見えられ、用意した物品類は殆どが売り切れになりました。 都市生活学部の学部生の安定的な力が発揮されました。利用者評価調査も実施して おり、今後はプロジェクトの評価もしっかりと行い情報公開をして参ります。

 

取り上げられた例: 静岡第一テレビニュース(2021年10月6日) https://news.yahoo.co.jp/articles/8e0b642e98000dba5d0a10c4ee765d7d4ffe6f60

地元の伊豆新聞等,多数の取材も受けております.