都市生活学部のユニバーサルデザイン研究室(西山敏樹准教授)、都市安全環境研究室(諫川輝之准教授)は一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツとの共催で、地域交流促進のためのイベント「ミズベバスベース」を10月27日と29日に開催しました。従前行われてきた多摩川の水辺をアウトドアオフィスなどに使用する屋外型のミズベファンベースに加えて、可変的シェアスペースとして路線バス車輌を置くユニークな試みです。

平日の27日はバス車内のテレワークブースとしての開放(Wi-Fiや電源も提供)、休日の29日はバス車内での二子玉川の歴史を辿る写真展、台風すごろくによる防災の学び(これはバス車輌の前で開催、車内は引き続きテレワークも出来るよう配慮)を中心に運用しました。

結果的に、気温や騒音等を気にせずに過ごせる、エアコンを使える、楽しめるコンテンツの幅を拡げられる、水辺にあるバスの違和感と存在感が思わぬ集客効果をもたらす等のバス車輌を置くことの効果を確認出来ました。

水辺でのアウトドアオフィスに止まらず可変的シェアスペースとして路線バスを置くことの効果を確認出来、公共交通車輌の新たな活用の可能性を検討する良い機会となりました。