2023年

2023.10.21

通勤電車を「走る市場」にする実証実験

10月20日(金)、ユニバーサルデザイン研究室(西山敏樹准教授主宰)が伊豆を味わう市場列車の実証試験を行いました。大学院博士前期課程2年の小林隼世さんが中心のプロジェクトですが、同研究室の学部3-4年生も参画し、具現化したプロジェクトです。独特のエクステリアで注目される伊豆急行のアロハ列車を使用して、地域の食が味わえる市場を通勤電車の車内で展開し、観光の支援、地域鉄道の活性化に使えないかを検証する目的で実施しました。

 

伊豆高原から伊豆急下田の往路区間は、伊豆を味わえるオリジナルの弁当を美しい東伊豆海岸線を見ながらモニター諸氏に楽しんで頂きました.伊豆急下田ではゆっくりとした観光タイムを確保し、東京都市大学の基礎を築いた東急グループ創始者の五島慶太翁の碑がある寝姿山等を楽しんで頂きました。

 

伊豆急下田から伊豆高原の復路は、走る食の市場で伊豆の名店の品を買い物してもらいモニター諸氏に楽しんでいただきました。最近流行りの従来型車輛のリノベ型ではなく、通常の通勤型電車そのままでいかにローコストで楽しんでもらう空間を演出できるかが今回の実証運行のテーマで、モニター諸氏からは好評を得ました。今後はモニターや鉄道事業者、当該分野の専門家の評価データを分析しながら、研究成果をあらゆる形で還元していく予定です。