東京都市大学 TOKYO CITY UNIVERSITY



都市と文化を創る人

人々の生活を豊かにしてくれる人たち

わが国では、先進国特有の現象として総人口の減少が始まっています。この勢いは他の先進国の速度をはるかに上回ると言われています。しかしながら、その傾向の中でも、東京を始めとする大都市での人口増加は相変わらず進行していますし、地方でも中心都市への人口の集積は進んでいます。いわば、人口減少は都市化の傾向を一層強めて来ているともいえます。この傾向は欧米先進国にも共通するものです。一方、発展途上にある国においては総人口の増加と、それを上回る都市への人口増加が急速に進んでいます。これら世界的な都市化の動きは社会問題も生み出しながらも、人々が活動する場としての魅力ある空間を作り出しています。人口の集積は情報・文化・産業の集積へと繋がり、それぞれの都市において活力や個性を生み出す動きが盛んになっています。それには新たな経済や社会の仕組みと人々を集客する魅力が都市にとって不可欠であり、また住み働く人々のために、地球環境を見据えて将来の世代に引き継いでいける価値ある生活環境の構築が求められています。
このように新しい文化・経済・空間・ライフスタイルが生み出される場としての都市を構築し人々のニーズに応えられるものとしていくためには、都市における人々の働き方、暮らし方、楽しみ方などのライフスタイルを創造し、提案し、実践に結び付けることの出来る人材が必要とされてきます。
既に、このように新しい文化やライフスタイルを生み出し、人々の暮らしや生き方を変え、未来を築くため、街や文化の創造に取り組んでいる人達がいます。

都市空間を生み出す人

お台場、東京ミッドタウンや六本木ヒルズなど新しい街の建設では、建築のみならず、環境、文化、社会、経済など、さまざまな分野を視野に入れ、都市や街づくりのプランを作成し、各分野の専門家や技術者と協力してプロジェクトを実現させていく人達がいます。

街をカタチにする人

表参道、銀座、代官山などでは、毎年新しい建物が完成し、街の景観がどんどん変化していっています。このように、独自の個性や魅力的な景観を持った都市空間を実現するため、新しい都市開発や街づくりのコンセプトに合わせて建築物をデザインしていく人達がいます。
〈街の文化を創造する人〉芸術、ファッション、飲食、ショッピングなどとの出会いは街ならではの魅力と言えます。都市や街を活性化させるためには、高感度な商品やサービスを企画・開発し、人をわくわくさせる文化を創造するクリエイターやそれをコーディネートする人達がいます。

楽しみを演出する人

イベント、お祭り、エンターテイメント、テーマパークなど都市には楽しみが集まっています。これらを演出し、街に人々を集客するには、伝統を掘り起こしたり、エンターテイナーを呼び寄せたり、空間を演出したりするプロデューサーと呼ばれる人達が活躍しています。

魅力を伝える人

商品やサービス、空間もその魅力を引き出し伝えることが重要です。センスの良い広告によって伝えたり、雑誌やインターネットなどの媒体によって紹介したり、観光商品化して人々を呼び寄せたりしている人達が、広告、出版、ネット、旅行など、多岐にわたる業界で活躍しています。

住環境をデザインする人

素敵なインテリアのマンション、環境に配慮した住宅など、都市に暮らす人々の価値観やライフスタイルに合った住環境が求められています。また、高齢者や障害者、そして全ての人に向けて、安全で快適なユニバーサルデザイン空間を実現することも必要です。こうした住宅設計、インテリアデザインに取り組む人達がいます。

街の仕組みや経営を考える人

まちづくりやその運営には社会のルールが必要です。また、道路や広場の整備には財源が必要ですし、都市の開発には資金調達と収入の確保が大事です。そのため行政や不動産、金融の専門家たちが活躍しています。 これらすべてが都市を舞台にした、私たちの生活を豊かにするための活動です。そのため、都市生活学部では、新しいライフスタイルのための商品やサービス、美しい街や快適な住まい、そして、これらがもたらす魅力的で持続可能な都市生活の創造のため、生活者のニーズを構想・企画へと描きあげ、その実現のための事業推進、管理運営を行っていくために、商学・経営学にベースを置き、工学マインド、意匠造形マインドをもって企画・実行業務を担う実践力のある人材を育成していきます。

都市生活学部とは

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